株式会社スクロール、はままつフラワーパークと共同で「外国人技能実習生ボランティア」を実施~浜松を第二の故郷に 外国人人材の地域共生を促進する社会貢献活動~
株式会社スクロール(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鶴見 知久、 以下当社)は、公益財団法人浜松市花みどり振興財団(理事長:塚本こなみ、 以下浜松市花みどり振興財団)が管理運営する「はままつフラワーパーク」と共同で、スクロールの子会社である株式会社スクロールロジスティクス(本社:静岡県浜松市、取締役社長 西尾 昌明)に在籍する外国人技能実習生によるボランティア活動を10月21日(火)に実施いたしました。
記
1.活動実施の背景と目的
当社と浜松市花みどり振興財団は、2022年3月に双方が持つ経営資源を活用して持続可能な地域社会づくりと浜松市の発展に資することを目的とした相互連携の協定を締結しております。また、日本の産業を支える外国人人材が地域の一員として活躍し、より充実した生活を送れるよう支援することを重要なCSR活動と位置付けております。
今回の共同ボランティアは、浜名湖畔の自然を生かし「四季折々の花々が織り成す憩いのガーデン」を提供するというはままつフラワーパークの理念に当社が賛同し、その環境美化に協力することで実現しました。この活動を通じ、以下の実現を目指します。
(1)地域共生社会の促進として、技能実習生とパークスタッフの交流機会を創出し、多文化共生への理解を深める。
(2)2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献として、環境整備を通じた「11.住み続けられるまちづくりを」と、実習生への非就労体験を通じた「3.すべての人に健康と福祉を」への貢献を実現する。
(3)地域の大切な観光資源であり、市民の憩いの場であるパークの魅力を保ち、次世代につなぐ。
2.活動概要
活動名:スクロール 外国人技能実習生 はままつフラワーパーク共同ボランティア
日時:2025年10月21日(火)9:00~12:00
場所:はままつフラワーパーク 園内
参加者:株式会社スクロールロジスティクス 外国人技能実習生29名、引率社員2名
活動内容:花壇・花畑の整備、イルミネーションの準備作業、園内清掃活動 等
3.関係者のコメント
■ボランティアに参加した技能実習生の皆さん
ボランティア活動に参加する機会をいただき、本当にありがとうございました。
今回の活動を通して、チームワークの大切さを学ぶことができました。また、この美しい景観を支えている方々の努力を間近で知り、改めて尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この経験は、私にとって一生忘れられない思い出になると思います。
イルミネーションの装飾など、これまで体験したことがない活動に参加させていただきました。何よりもうれしかったのは、会社の方々や組合の方々、フラワーパークの皆さんとお話しできたことです。皆さんが本当に親切で、まだ日本語を勉強中のなかで、初めての作業も多かったのですが、皆さんが丁寧に教えてくださいました。
自分の小さな力ではありますが、この美しい環境づくりに貢献できたことを誇りに思います。
これからも、このような意義のある活動に参加できる機会を楽しみしております。
■はままつフラワーパークご担当者様
はままつフラワーパーク魅力創出の柱であります花壇の整備とイルミネーションの装飾作業を手伝っていただきました。言葉を交わし身振り手振りも交えながら、短い時間でしたが交流を深めることができ、私共フラワーパークとしても有意義な活動となりました。
今回の作業を通して“浜名湖畔にある花と緑が美しい憩いの場”として認識していただけたのではないでしょうか。
時を経て花々が咲き乱れる花壇や、手作りの美しいイルミネーションは、多くの来園者の目を楽しませてくれるに違いありません。
実習生の皆さんが、地域に愛着を感じられるような活動を今後も継続していきたいと考えております。

4.今後の展望
当社は、浜松を創業の地とする企業として、地域社会への貢献を重視しております。今回の活動をモデルケースとし、環境と地域交流をテーマにしたボランティア活動を継続的に実施していく方針です。引き続き、外国人人材が地域の一員として日本の生活に愛着を持ち、充実した日々を送れるよう、地域社会と共生できる環境づくりに注力し、企業の社会的責任(CSR)を果たしてまいります。
以上